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コラム(2023年分)

ここでは、日々の出来事やこれまでの体験をスクラップのように雑感的に記しながら、仕事を離れちょっと一息入れる感じで断片的な自己紹介をしていきます。

「クリスマス・キャロル」

2023年12月19日

「クリスマス・キャロル」は、イギリスの著名な作家チャールズ・ディケンズの小説です。クリスマスを話題にした小説としては世界で最も有名なものと思われます。

ディケンズの作品は、「大いなる遺産」など長編小説が有名ですが、「クリスマス・キャロル」は短編あるいはせいぜい中編です。また、読みやすく、世界中で幅広い年齢層からの支持を得ています。

内容は、ごく簡単に言うと、クリスマスを境にして、悪人が改心して、善人になるというものです。

主人公は、スクルージという老人で、ケチで金儲けしか頭にないような強欲な人間でした。ところが、クリスマス・イブに不思議な体験をして、心を改め、クリスマスの当日には、親切な人間に変わるという話です。

物語の単純性や、人間の本質を巧みに描くディケンズの手法もあって、世界中で今でも読まれる名作中の名作です。

 この時期には、読み返すのもよいかもしれません。

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月と六ペンス(TheMoon and Sixpence)

2023年11月30日

「月と六ペンス」は、1919年に出版されたもので、サマセット・モームというイギリス人の作家が発表した小説です。モームは、「人間の絆」という名作を残していますが、個人的には、表題の「月と六ペンス」が面白いと思います。

ちなみにモームは、古典的名作を10作選んで、世界10大小説とし、自らそれぞれ解説しています。余談ですが、私が最も好きな、スタンダールの「赤と黒」もこの中に選ばれています。

「月と六ペンス」は有名な画家ゴーギャンの生涯をモデルにして描かれたもので、その奇異な運命というか、人生の選択には、大いに引き付けられます。

物語の内容は、ロンドンで特に不自由なく暮らしていた会社員が、安定した暮らしと家族を捨て、姿を消し、パリ、さらには遠い島タヒチに移り住みながら、残りの人生を、絵を描くことに捧げる様子を第三者目線で描写したものです。

主人公の人生の選択が間違っていたのかどうかはわかりませんが、人生において、大きな選択をし、挑戦する重要性を強く感じる作品です。

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日本シリーズ

2023年10月31日

日本シリーズが開幕しました。

今年のカードは、オリックスと阪神の関西対決です。

第2戦を終え1勝1敗とイーブンです。

両チームとも投手力があり、打線もよくつながります。今後も互角の戦いが予想されます。

オリックスは、メジャーリーグに活躍の場を移した吉田選手の不在がどう影響するのか、阪神は、近本選手と中野選手の機動力をいかせるか、等々見どころは尽きない対戦です。とりわけ関西では盛り上がりはすごいでしょう。経済効果も見込めそうです。

かなりもつれる展開が予想されますが、どうなるでしょうか、楽しみです。

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ラグビーワールドカップ

2023年09月30日

ラグビーのワールドカップがフランスで開催されています。

前回日本大会では、地元日本チームが決勝トーナメント進出するなど盛り上がりを見せました。開催国フランスはラグビーが盛んでチームも強豪ですので、同じように盛り上がるでしょう。

今大会は、強豪のオーストラリアやニュージーランドが苦戦するなど、波乱があるかもしれません。一方、地元フランスは快調のようです。

下馬評だと、フランス、イングランド、南アフリカあたりが優勝に絡んできそうです。

日本チームですが、イングランドに敗れたものの、ラグビー伝統国のサモアに勝利し勢いに乗っています。グループリーグ最終戦ではアルゼンチンと対戦し、そこで勝利すると、グループリーグ突破が決まりますが、アルゼンチンはかなり強いチームなので、勝つのは容易ではないでしょう。何とか食らいついて、前回に続いて、決勝トーナメントに進出したいものです。

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夏の甲子園

2023年08月31日

夏の甲子園は、慶應義塾高校の優勝で幕を閉じました。

暑い日が続き、選手はもちろんのこと、応援の方もまた大変だったものと想像します。

今大会で必ずしも下馬評は高くなかった本県代表の土浦日大は快進撃を続け、ベスト4に残る快挙でした。レベルの高い投手を数人揃え、打撃の方もまた好調を維持し、その集中力は相当なものでした。

上位に進出した各チームとも投手を複数揃えており、一昔前のエースの連投という試合はあまりなかったようです。時代とともに高校野球のあり方も変わってきたということでしょう。怪我を防止して、将来まで競技を継続するためには必要なものと思います。もっとも、日程がタイトなこと、暑さ対策が十分ではないことといった課題はまだ残っているように思います。

来年から、低反発のバットが導入される予定ですので、これまでのような、芯を外れてもヒットになるという場面は減ってくるでしょう。この点、投手の球数を抑制することに寄与することから、良いと思います。

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プロ野球後半戦

2023年07月29日

オールスター戦が終わり、プロ野球も後半戦に入ります。

前半戦をみると、昨年のセ・パ両リーグの覇者で明暗が分かれました。パ・リーグ覇者のオリックスは順調に勝ち星を重ね、首位で前半戦を折り返しました。一方、セ・リーグ覇者のヤクルトは下位に沈んでいます。打線特に昨年打ちまくった村上選手の不調が響いたかもしれません。

オリックスは、後半戦も順調に勝っていきそうです。先発投手陣の層の厚さは12球団でもずば抜けています。また、メジャーリーグに活躍の場を移した吉田選手の穴を西武から移籍した森選手が埋める活躍をしています。

ヤクルトは、投手陣が不安定なのがあって、厳しい後半戦になりそうです。村上選手は復調の兆しがあって、打線は昨年並みに戻るかもしれません。

パ・リーグのペナントレースは、連敗したソフトバンクの調子が戻るかどうかがカギになりそうです。

セ・リーグは、打線に厚みのあるDeNAが最後まで好調を維持できるかどうか、また、巨人が新戦力の活躍で上位に浮上できるかどうかあたりが今後のペナントレースに影響を与えそうです。

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オスカー・ワイルド

2023年06月30日

オスカー・ワイルドは、19世紀後半の作家で、同世代の英文学を代表する大作家です。もっとも、ワイルド自身はアイルランド出身です。

ワイルドは、オックスフォード大学を首席で卒業するほど優秀だったようですが、一方で、投獄され服役したり、破産宣告を受けたりもしています。

19世紀後半、フランスやイギリスでは芸術における耽美主義が流行します。ワイルドの代表作「ドリアン・グレイの肖像」は、そのひとつといえるでしょう。

ワイルドの影響は日本にも及び、谷崎潤一郎の耽美主義的作品の数々は、ワイルドの作風を多少なりとも意識したものかもしれません。

また、一方で、「ドリアン・グレイの肖像」という作品は、日本のある寺の壁に描かれた馬の絵を下敷きにしているなどと言う説もあるようで、意外と日本との繋がりもあるようです。

いずれにしても、ワイルドは、優れた作家ですし、そのうち「ドリアン・グレイの肖像」は傑出した名作ですから、一読する価値があります。

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「黒猫」ポー著

2023年05月29日

表題の「黒猫」は、アメリカの作家エドガー・アラン・ポーの短編小説で、代表作でもあります。日本でも人気が高く、様々な出版社から翻訳本が出ており、不朽の名作といっても過言ではないでしょう。

もっとも、本作の評価は作者に対するのと同様に、一様ではありません。ポーは不遇の作家で、生前に必ずしも高い評価を得ることはありませんでした。長年の飲酒癖がたたり、40歳の若さで亡くなっています。

「黒猫」は、恐怖小説の一種とされるようですが、実際には人間心理とその本性を深く洞察した、珠玉の一篇です。主人公の飲酒癖とポー本人のそれは深くかかわっているようにも思えます。天邪鬼な性格もまた重なって見えてきます。

この作品は、何度読んでも飽きない魅力があります。特に、ポーの複雑な生い立ちや、不遇な人生を重ねてみると、その魅力は際立ちます。ぜひ読んでほしい一作です。

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4月の気温

2023年04月27日

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよくいいますが、4月に入ってもまだまだ寒かったりします。しかし、そうかと思うと、突然気温が上がり暑い日があったりして、日によってあるいは朝と晩とで、気温差が大分あります。

気温差があるというだけならまだしも、日によってあるいは朝と晩とで気温差が激しいと、自律神経を乱し、体調が悪くなります。

もうすぐ、梅雨に入り、まだまだ体調に変調をきたしそうで、少し憂鬱です。どうせなら、早く夏になって、暑くなってくれとも思います。湿気の少ない、カラッとした暑さが期待されます。

それはそれとして、ゴールデンウイークがいい天気になると良いですね。

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WBC その2

2023年03月25日

先月に引き続き、第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)の話題です。

決勝戦が先日行われ、3対2でアメリカを下した日本が優勝しました。準決勝のメキシコ戦に続いて接戦をものにした日本が3度目の優勝を果たしました。

今回のWBCで日本チームは、大谷やダルビッシュなど人気がある大物のメジャーリーガーを擁し、実力はもちろんのこと人気でも他を圧倒したように思えました。テレビの視聴率も驚異的なものでした。

日本チームは、下馬評の時点で投手力が高いのは予想されていましたが、ふたを開けてみたら、打力もなかなかのものでした。大谷はもちろんのこと、今年からメジャーリーガーになった吉田や、国内組だと村上や岡本も期待どおりの活躍でした。また、米国育ちのヌートバーは、守備も良く、打撃でも勝負強さを見せてくれました。日本での人気が急上昇した選手です。

WBCは、2026年にも開催が予定されているようです。世界大会に沿うよう、今回のチェコのような歴史は浅いが元気のいいチームがまた新たに現れるのを期待したいです。

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WBC

2023年02月25日

第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)が、来月開幕します。

WBCは、簡単にいうと国単位で野球の世界一を決める大会です。もっともこれまでの大会では、世界NO1のアメリカ・メジャーリーグからの選手参加が見送られるなど、世界一を決めるという体裁だけあったものの、実力的には必ずしもその称号にそぐわない面がありました。

しかし今回の大会では、各国の代表選手に多くのメジャーリーガーが参加する予定で、真の世界一を決める大会となりそうです。

有力チームとしては、やはりアメリカでしょうか。さらにドミニカ共和国などが続くようです。日本は、ダルビッシュや大谷などのメジャーリーガーがエントリーされており、優勝候補といえるかもしれません。

日本の投手力は他のチームの脅威となるかもしれません。上にあげた2選手だけでなく、オリックスの山本や、ロッテの佐々木などもいて豪華な顔ぶれです。

一方、野手では、今年からメジャーリーグに挑戦する吉田正尚に注目です。対応力に長け、広角に打てる好打者です。また、一足先にメジャーリーガーになった鈴木誠也もいます。鈴木の場合は長打力が魅力です。

いずれにしても、上位の実力が拮抗しているようですので、楽しみな大会になりそうです。

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「タタール人の砂漠」

2023年01月27日

最近読んだ小説のうち、表題の「タタール人の砂漠」は突出して良いものでした。

同作は、1940年に刊行されたイタリア人作家ブッツァーティによる小説です。イタリア文学というと古典は割と有名ですが、近代あるいは現代のものは、少なくとも個人的には馴染みのないものでした。

小説の内容は、辺境の砦を守るために赴任した兵士である主人公の若者が、いつ現れるとも知れない敵を前に貴重な時間を浪費し、敵がようやく現れた時には老いと病により立つこともままならない状況で何もできずに砦を去る、というようなものです。その様を精緻に描いたもので、人生における時間の貴重さや、無常さを見事なまでに小説として表現した作品です。

個人的にはフランス文学が好きですが、本作を通じ、イタリア文学のレベルの高さを新発見しました。久しぶりに読み応えのある名作に出会った気分です。

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